８日午前９時１５分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９６６万円前後（過去２４時間比０．７％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝４６万５７０００円前後（同１．１％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８１円台前半（同２．１％安）となっている。

　７日から８日未明にかけての主要な暗号資産はほぼ横ばいで推移したが、早朝からやや売り圧力が強まっており、６万３０００ドル台を維持していたビットコインは足元で６万２０００ドル台まで下落するなど軟調推移となっている。６万２０００ドル台は４日以来。イーサリアムは３０００ドルちょうど近辺まで下落した。

　ＳＥＣ（米証券取引委員会）のゲンスラー委員長がテレビ番組で、暗号資産の投資家に必要な情報が提供されておらず、市場の規模に対して詐欺や問題が多いと主張したうえで、規制強化の必要性を訴えたと報じられている。このほか、韓国では最大野党がビットコイン現物ＥＴＦ（上場投資信託）の承認を要請したとも伝えられている。

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