１０日午前９時３０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝８１２万円前後（過去２４時間比３．４％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３３万６０００円前後（同２．０％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝７６円台後半（同１．６％高）となっている。

　９日の主要な暗号資産はほぼ横ばいで推移したが、深夜から１０日朝方にかけて買いの勢いが強まった。ビットコインは５万５０００ドルの攻防が続き、９日夜から買いが加速。１０日早朝には５万７０００ドル台を回復したが、５万８０００ドルに接近したところで戻りは一服。足元では５万６０００ドル台でもみ合っている。

　ＦＢＩ（米連邦捜査局）が９日、２３年の暗号資産関連の詐欺被害額が前年から４５％増加し、５６億ドル超に上ったと発表している。このほか、ＸＲＰを管理するリップル社の共同創業者兼会長のクリス・ラーセン氏が米大統領選で民主党のハリス米副大統領への支持を表明したとも伝えられている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）