<今日の仮想通貨市況>リスクオフの売り先行、一巡後は徐々に戻り試す

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 9日午前9時10分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=783万円前後(過去24時間比1.6%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=32万7000円前後(同1.2%高)、XRP(XRP)が1XRP=75円台半ば(同1.0%高)となっている。

 主要な暗号資産は6日深夜から7日明け方にかけて下値を模索し、売り一巡後は徐々に戻りを試す展開。市場予想を大幅に下回る米8月雇用統計を受けて米景気の先行き不透明感が高まり、暗号資産市場にもリスクオフの売りが広がった。ビットコインは6日夜まで5万6000ドル前後で推移していたが、7日朝には5万3000ドルちょうど近辺まで下落。その後は下げ渋り、週明け9日の朝方に5万5000ドル台まで値を戻した。

 英銀大手バークレイズがコインベースとロビンフッドの投資判断について、英銀大手バークレイズによる引き上げが観測されている。一部報道によると、両社の投資判断を「アンダーウエート」(弱気)から「ニュートラル」(中立)に引き上げた。同銀のアナリストは、米大統領選の結果次第で利益が拡大する可能性があると指摘している。

(イメージ写真提供:123RF)