ルイジアナ州政府、州の公共サービスに暗号資産決済を導入

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 ルイジアナ州政府が初の暗号資産(仮想通貨)決済を受け入れ、同州のインフラに新技術が採用されることを示唆した。

 6月に画期的なビットコイン法案を可決した、暗号資産推進派の米ルイジアナ州は現在、州のサービスへの住民からの暗号資産決済を受け付けている。この動きにより、ルイジアナ州の住民は、個人の安全な暗号資産ウォレットを使って支払うことができる。

 ルイジアナ州会計局長ジョン・フレミング氏は、この動きを「革新的な移行」として発表し、暗号資産をルイジアナ州の公共事業に取り入れることを可能にした。

 「暗号資産を支払いオプションとして導入することで、私たちは単に技術革新を行うだけでなく、住民に州とのサービスのやり取りにおいて、柔軟性と自由を提供している」と、同氏は、政府機関が新しい技術を取り入れることの重要性を強調した。

●州政府はルイジアナ州野生生物漁業局に対し、初の暗号資産による決済を行ったと発表

 さらにフレミング氏は、同州による独自の技術革新が、暗号資産に関連するいかなる変動からも同州を保護していると指摘した。

 ルイジアナ州政府は現在、ビットコイン(BTC)、ビットコインライトニング(ライトニングネットワーク)、USDコイン(USDC)による暗号資産の決済を受け付けている。

 こうした処理は、クレジットカードやデビットカードの取引のように機能する。このサービスは、送られてきた暗号資産の支払いを変換し、米ドルの金額を州政府の口座に入金する。

 ルイジアナ州は中央銀行デジタル通貨(CBDC)の成立に反対してきた。ジェフ・ランドリー州知事は最近、CBDCを禁止する法案に署名し、ビットコインの自己保管と採掘する権利を保護した。

●ルイジアナ州が暗号資産決済プラットフォームのBead Pay社と提携

 米国南東部のルイジアナ州は、暗号資産決済のスペシャリストであるBead Payと提携し、暗号資産決済の変換と処理を行う。
 
 「暗号資産取引の先駆者の一人として、我々の役割は、これらの決済が効率的であるだけでなく、安全であることを保証することです」とBead Payの最高経営責任者(CEO)、ジェイ・サイクス氏は語った。
 
 サイクス氏は、この連携によって不正取引の数を減らし、暗号資産の価格変動を避けることができると考えている。

 「私たちは、変動性や詐欺のリスクなど、暗号資産に関連する従来の障壁を取り除き、政府との取引に信頼できる選択肢とするべく注力しています。」と述べた。

 さらに、住民も州政府も、支払い処理に任意のデジタル暗号ウォレットを使用できる。州は米ドルで支払いを受ける。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/louisiana-state-govt-accepts-crypto-payments-for-state-services/

This story originally appeared on cryptonews.com.

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