４日午前９時３０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝８９０万円前後（過去２４時間比０．１％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３４万４０００円前後（同０．６％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝７６円台半ば（同１．５％安）となっている。

　３日の主要な暗号資産は方向感の乏しい展開。手掛かり材料難の中、ビットコインは６万ドルちょうど近辺まで下落する場面がみられたが、押し目買いなどに支えられて下げ渋った。一方、６万２０００ドルに接近すると戻り売りに押されて伸び悩んだ。イーサリアムも２３００ドル台でもみ合いが続いた。ＸＲＰもＳＥＣ（米証券取引委員会）による裁判の長期化を嫌気した売りが一服したあとは横ばいで推移した。

　３日は東証スタンダード上場のメタプラネットがビットコイン２２３枚のプットオプション売却で２３．９７２枚（２億円以上）のプレミアム収入を獲得したと明らかにしている。このビットコインの時価相当額が２４年１２月期の売上として計上されるとしている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）