オアシス・ブロックチェーンで「キャプテン翼」のゲームが提供開始(再掲)

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 日本の漫画「キャプテン翼」を原作としたのゲームが、ゲーミング・ブロックチェーンのオアシス上で開始した。5000個のNFT(非代替性トークン)が、プレイヤーに提供される。

 オアシス・ブロックチェーンはブログ記事の中で、日本のモバイル・ゲーム大手クラブの子会社で、ブロックチェーン技術及び暗号資産(仮想通貨)、そしてNFTを活用した製品を開発・販売しているブロックスミス及びミント・タウンが、このキャプテン翼のゲームを開発したと述べた。

 オアシスは、分散型のブロックチェーン・ゲーム・プロトコルで、デュアルレイヤー手法を採用した数少ないレイヤー1のブロックチェーンだ。

 プレイヤーは、参加することでキャプテン翼のNFTを集めることができる。このゲームは、原作のキャラクターNFTを収集し育成できる没入型の体験をプレイヤーに提供する。この象徴的なゲームは、サッカーをこよなく愛し、いつの日か日本代表としてFIFAワールドカップで優勝することを夢見る小学生の大空翼を中心に展開される。

 テッククランチの報道によると、日本のソフトバンクは23年、オアシスの公式ネットワーク・バリデーターになった。バリデーターとは、ブロックチェーンへのトランザクションの追加を検証する手助けをし、分散型ネットワークの安定性と安全性を保つノードやコンピューターのことだ。

 キャプテン翼は、オアシスのブロックチェーンに参加する最新の大手ゲーム会社となった。同ブロックチェーンは、バンダイ・ナムコ・リサーチ、セガ、ユービーアイソフト、ネットマーブル、ウィーメイド、カムツス、イールド・ギルド・ゲームスといった他の初期バリデーターから強い組織的支援を受けている。

●日本の暗号資産市場とゲームの成長

 日本の暗号資産市場はゲームの成長に大きく貢献しており、ステップンなどのプレイ・トゥ・アーン型ゲームのユーザーのかなりの割合を占めている。ポイント文化としてポイ活というほぼ同様の行為が深く根付いており、親近感があることが、特にエコシステム報酬があるブロックチェーン・ゲームに対する日本での関心の一因だ。

 さらに、オアシスなどの日本ベースのウェブ3ゲーミング・プロトコルによって、開発者が報酬ベースのウェブ3ゲームをスムーズに製作できるようになった。ウェブ3開発者は、オアシス上で、ライトなカジュアル・ゲームからヘビーなFPSやMMORPGまで、多数のジャンルのプレイ・トゥ・アーン型ゲームやメタバースを特徴とする、カスタマイズされたゲーミング・エコシステムを展開できる。

●ウェブ3ゲーミング、24年に成長

 ウェブ3ゲーミングは24年、より多くのVC(ベンチャー・キャピタル)投資を引き付け、急速に成長している。23年には、ブロックチェーン・ゲーム関連の投資ラウンドは17億ドルに達したと推定されており、その大部分はNFT及びブロックチェーン・ゲーム用のレイヤー2であるイミュータブル上で開発された270件のブロックチェーン・ゲームに流入した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/japanese-manga-game-captain-tsubasa-launches-on-oasys-blockchain.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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