グローバルX、欧州暗号資産ETPの手数料をゼロに

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 米拠点の上場投資信託(ETF)プロバイダーであるグローバルXは、欧州において物理的にサポートされている上場取引型金融商品(ETP)2商品の手数料を一時的に廃止している。

 ミレーアセットが所有する同資産管理会社はグローバルXビットコイン(BTC)とグローバルXイーサリアム(ETH)ETPの手数料を25年1月3日まで一時的に免除している。その後は0.29%の手数料が生じると6月4日にファイナンシャル・タイムズは報じた。

 22年3月、同投資2商品は0.65%の手数料でフランクフルトとチューリッヒの証券取引所で取引が開始した。今回の動向は欧州の投資家を引き寄せるための戦略のようだ。

 5月24日時点で、グローバルXのBTC運用資産は約430万ドル、ETH運用資産は約570万ドルだが、ビットコインとイーサリアムETPは依然として比較的小規模だ。

・ロンドン証券取引所参加に続き、グローバルXは暗号資産ETPの手数料削減

 ウィズダムツリーと21シェアーズがロンドン証券取引所で同様のBTCとETH商品をローンチした後に、グローバルXの暗号資産ETPの手数料が削減された。

 3月、英国の金融当局は特定の交換所の暗号資産上場投資証券(ETN)を許可した。しかし、現在、こういった商品は投資専門家のみに限定されている。

 最近、英立法者が個人投資家に対する暗号資産ETPの禁止を再考するようにFCA(金融行動監視機構)に要求したことからも明らかなように、この決定は議論の火を付けた。

 ウィズダムツリーのETP2商品は0.35%の低い手数料を誇り、機関投資家向けの物理的にサポートされた暗号資産ETPの中で、最も競争力の高い価格のひとつだと主張している。

 (イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/global-x-fees-european-crypto-etp-bitcoin-ethereum.htm

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