<今日の仮想通貨市況>BTC、米雇用統計発表後に一時6万9000ドル割れ

63025246_s.jpg

 10日午前9時10分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=1091万円前後(過去24時間比0.4%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=58万円前後(同0.6%高)、XRP(XRP)が1XRP=78円台前半(同1.1%高)となっている。

 前週末の主要な暗号資産は8日未明にかけて売りが強まった。ビットコインは7日深夜まで7万1000ドル台で推移していたが、8日早朝には一時6万9000ドルを割り込んだ。その後は下げ止まり、9日夜からは下げ幅を縮小しているが、10日早朝に7万ドル手前まで戻したあとは上値が重い。

 米5月雇用統計が強い内容となり、米利下げ開始時期が遅れるとの見方が広がったことでリスクオフの売りが優勢となったもよう。7日から8日にかけては大きく下落したが、それ以前の15日間はビットコインのボラティリティ(価格変動率)が記録的な低水準に近づいていたとも伝えられている。

(イメージ写真提供:123RF)