トルコ、暗号資産や株式の利益に対する課税の噂を否定

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 トルコの財務大臣が5日、株式及び暗号資産(仮想通貨)の利益への課税に関する報道を否定した。しかし同氏は、取引に対する「極めて限定的な」手数料の可能性を示唆した。

 メフメト・シムシェク財務大臣は、「暗号資産及び株式市場の利益への課税は、今のところ議題には挙がっていない。取引ベースでの極めて限定的な手数料や課税の可能性はある」と述べた。アナドル通信社を引用してデイリー・サバが伝えた。

 同氏のコメントは、トルコが株式と暗号資産の利益への課税を検討しているというブルームバーグの4日の報道を受けたものだ。シムシェク氏は、週末の与党会合でこれらの計画を議論したとされている。

 しかし、シムシェク氏はあるイベントの中で、あらゆる税金は最終的に国会で決定されると述べた。

 「私が税率についてコメントするのは適切ではない。議会に裁量がある問題だからだ。私たちの目的は、税の公平性と効率性を確保し、未課税の領域を残さないことにある」と同氏は述べた。

●トルコ、国際基準準拠の暗号資産法案を提案

 トルコは5月、同国の暗号資産市場を国際基準に沿わせるため、暗号資産法案を起草し、与党幹部がこれを提出した。

 この法案は、FATF(金融活動作業部会)のグレーリストからトルコを除外させ、暗号資産企業をより厳しい規則に従わせるためのものだ。さらに、この法案によって、暗号資産企業の営業を公式に許可する道が開ける。この新規則には、株式市場の規制方法と同様、認可の取得や国際基準への準拠が含まれる。

 シムシェク氏は24年、トルコの暗号資産規制は完成に近づいていると述べた。同氏は、暗号資産取引に関連するリスクを最小化し、取引プラットフォームの許認可と運営基準を確立することが目的だと語った。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/turkey-crypto-tax-stock-returns-speculation-limited-fees.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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