マウントゴックス、8万500BTC送金の前にテスト送金開始
破たんした暗号資産(仮想通貨)交換所マウントゴックスは保有している残りの8万500ビットコイン(BTC)を債権者と投資家に分配する準備をしている。BTC価格が7万ドルを超えるのに苦戦する中、この動向があった。
アーカム・インテリジェンスによれば、12Rgpと名付けられたマウントゴックスのアドレスが1Adbから始まるアドレスに0.02BTC(1350ドル)を送金した。また、7月30日にbc1qから始まる別のアドレスに0.0001BTCを送金した。
これは保有している53億5000万ドルに相当する残りの8万128BTCを移動する前のテスト送金を行っていることを示唆する。
10年前の大規模なハッキング後に破産した同交換所はこの事件の被害者に10月までに14万BTC以上を返却しなければならない。
この重大な出来事にもかかわらず、イーサリアム(ETH)上場投資信託(ETF)の可能性と来る米大統領選にまつわる投資家のポジティブな感情により、暗号資産市場は比較的安定し続けると予想されている。
・マウントゴックスはクラーケンとビットスタンプを通して、債権者に最初のBTC返金を完了
最近、マウントゴックスは暗号資産交換所クラーケンとビットスタンプを通して、債権者にBTCの最初の分配を完了した。先週、一部の債権者は出金の問題に遭遇したが、この問題はおおむね解決されている。
最近、同交換所は合計約55億2000万ドルの一連のBTC送金を行った。
テスト送金を行った後、同交換所は非公開のウォレットに28億5000万ドル相当のBTCを送金した。
その後、同交換所はコールドウォレットから不明のアドレスに24億7000万ドルを送金し、また、社内のコールドウォレット間で一部のBTCを移動させた。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/mt-gox-initiates-test-transfers-ahead-moving-80-5k-bitcoins.htm
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