<今日の仮想通貨市況>日米金融政策の行方を注視

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 30日午前9時50分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=1008万円前後(過去24時間比1.2%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=49万9300円前後(同2.1%安)、XRP(XRP)が1XRP=96円台半ば(同3.7%高)となっている。

 30日の主要な暗号資産はまちまち。ビットコインやイーサリアムは上値の重い展開となっている一方、XRPは堅調に推移している。31日には日本で金融政策決定会合、米国ではFOMC(米連邦公開市場委員会)が予定されており、市場はこれらの結果待ちの状況。特に日銀は、従来から予想されていた国債買い入れを減額する量的引き締めに加え、政策金利を現在の0-0.1%から0.25%に引き上げる案が有力と一部で報じられており、結果次第では暗号資産市場にも影響を与える可能性がある。

 FOMCでは、政策金利の据え置きがコンセンサスとなっているが、9月に予想されている利下げの可能性がどこまで高まるかに注目が集まる。

(イメージ写真提供:123RF)