ルミス上院議員、米債務問題の解決策としてビットコイン準備金を提案

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 米上院議員のシンシア・ルミス氏は、米国の債務削減を目的としたビットコイン(BTC)準備金法案を改めて支持した。これは、財務省が29日に米国の公的債務残高が35兆ドルを突破したと発表したことを受けたものだ。

 この急激な増加の比較として、40年前の債務残高は9070億ドルであった。

 ルミス氏は30日のX投稿で、「戦略的ビットコイン準備金があれば、この暴走列車を止めることができ、将来の世代のために公的債務を返済することができる」と述べた。

●ルミス氏、米ドルの世界的支配を強化するために米国のビットコイン準備金を提案

 フォックス・ビジネスは25日、ルミス氏がFRB(米連邦準備制度理事会)に戦略的準備金としてビットコインを保有することを義務付ける法案に密かに取り組んでいると報じた。

 ルミス氏は27日に開催されたビットコイン2024カンファレンスで、この法案の詳細を発表した。

 この法案は、政府が5年で100万BTCを取得することを提案している。

 ビットコインを少なくとも20年間は保有するとしている。また、FRBと財務省は、既存の資金を再配分して取得資金に充てなければならないとした。

 ルミス氏によると、ビットコイン準備金は「世界の基軸通貨としての米ドルの地位を揺るぎないものにする」という。

 「ワイオミング州および全米の家計は、高騰するインフレ率と記録的なコストについていくのに苦労している一方で、国の負債は前例にない水準に達している。今こそ、ビットコインに投資を拡大し、経済の未来を確保することで、何世代にもわたる米国民のために明るい未来を創造する必要がある」と同氏は述べた。

●トランプ氏、押収したビットコイン資産の保持を約束

 共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏はビットコインカンファレンスの演説で、公式なビットコイン戦略準備金の設立は約束しなかった。

 ただ、米国が資産差し押さえによって蓄積してきた既存のビットコインを保持すると宣言した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-reserve-solution-to-tackle-us-national-debt-lummis.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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