カリフォルニア州のサンタモニカ市がビットコイン普及促進のためオフィスを開設
カリフォルニア州サンタモニカ市は、「ビットコイン(BTC)オフィス」を設立することで、暗号資産(仮想通貨)教育において一歩前進しようとしている。
発表によると、同市は現代経済を形成するというビットコインの可能性に関する知識を住民や企業に提供することを目指していく。
このビットコインオフィスは、サンタモニカの経済回復を促進するため、暗号資産業界内でのパートナーシップを積極的に模索する計画だ。また、新たな雇用機会の創出や戦略的協力関係の構築にも注目している。こうした取り組みを通じて、地域社会のすべての人に利益をもたらす、強力で未来志向の経済を構築していくとした。
●サンタモニカのビットコインオフィス、イノベーションと雇用創出を推進
ビットコインオフィスは、サンタモニカが西海岸におけるビットコイン・イノベーションの中心地となることに期待している。「私たちは新たな機会を解き放ち、私たちのコミュニティへの投資を引き付け、私たちの街がデジタル時代で繁栄できるよう取り組んでいく」とした。
また、住民と学生を対象に、ビットコイン産業における雇用機会を確保することも目指していく。さらに、同市の余剰再生可能エネルギーを環境に優しいビットコインマイニング事業に活用する方法も評価する。
ビットコインオフィスは、労働組合、組織、労働者の間でビットコインを普及促進することを目的とした非営利団体である「プルーフ・オブ・ワークフォース財団」とのパートナーシップにより立ち上げられた。
●副市長、エルサルバドルに倣いサンタモニカのビットコイン導入を推進
ラナ・ネグレテ副市長がオフィス設立を提案したと報じられている。同氏は23年11月にエルサルバドルを訪問し、法定通貨としてのビットコインの経済的影響を調査した。さらに、エルサルバドルはサンタモニカのビットコイン導入に関する取り組みを公に称賛している。
ネグレテ氏は、前向きな報道により暗号資産関連の会議や企業がサンタモニカに集まってほしいと語った。10月に開催されるパシフィック・ビットコイン・フェスティバルには世界各国から参加者が集まる見込みで、サンタモニカに滞在して同市に投資する人も出てくると期待されている。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/california-santa-monica-bitcoin-office-promote-usage.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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