モルガン・スタンレー、金融アドバイザーにビットコインETF売り込みを許可へ(再掲)

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 モルガン・スタンレーは、金融アドバイザーが対象顧客に現物ビットコイン(BTC)ETF(上場投資信託)を提案することを許可する。

 CNBCの報道によると、モルガン・スタンレーの1万5000人の金融アドバイザーは7日から、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラストとフィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンドの株式購入を顧客に売り込むことができる。

●リスク許容度の高い富裕層顧客

 モルガン・スタンレーとは異なり、他のウォール街の大手銀行はビットコインETFを提供していない。ゴールドマン・サックス、JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴなどの企業は、引き続きアドバイザーがこれらの商品を売り込むことを禁止している。

 これらの銀行の広報担当者によると、顧客が特に要求した場合のみ、ビットコインETF取引を許可することになっている。この慎重なアプローチは、デジタル資産導入を進める大手金融企業とは対象的である。

 モルガン・スタンレーは、新たな商品提供を慎重に進めている。この方針を知る人物によると、少なくとも150万ドルの純資産を持ち、リスク許容度の高い顧客のみが対象となる。現物ビットコインETFへの投資は課税証券口座に限定される。

 情報筋によると、同社は顧客の暗号資産保有を監視し、不安定な資産クラスへの過剰なエクスポージャーがないことを確認する。この措置は、顧客がバランスの取れたポートフォリオを維持することを目的としている。

 モルガン・スタンレーは、新たに承認されたイーサリアム(ETH)ETFの提供についてはまだ決断していない。情報筋によると、同社はこれらの商品の市場動向を注視した上で、何らかの決定を下す意向であるという。

●モルガン・スタンレー、ビットコインETF売り込みに向け準備を進めていた

 同社は4月、ブローカーにビットコインETFの積極的な勧誘を許可することを検討していると報じられていた。

 アドバイザーハブはこの件に詳しい2人の上級幹部の話として、同社が勧誘購入のための新たなセーフガードを創設していると報じた。

 このセーフガードには、リスク許容度の基準設定、配分制限、取引頻度の制限などが含まれる。しかし、これらの方針がいつ実施されるかは明らかにされていなかった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/morgan-stanley-to-allow-financial-advisors-to-pitch-bitcoin-etfs.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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