暗号資産系スーパーPAC、暗号資産に好意的な立候補者のための広告キャンペーンを発表(再掲)
暗号資産(仮想通貨)系スーパーPAC(特別政治行動委員会)のフェアシェイクは7日、暗号資産に好意的な複数の候補者のためのテレビ広告キャンペーンに2500万ドルを投じると発表した。
●暗号資産系スーパーPACのフェアシェイク、18人の議員候補者を支援
フェアシェイクは、ドン・デイビス氏(民主党、ノースカロライナ州)、ミシェル・スティール氏(共和党、カリフォルニア州)、パット・ライアン氏(民主党、ニューヨーク州)など、18人の下院議員候補者を支援すると発表した。
フェアシェイクの広報担当者ジョシュ・ブラスト氏は、「私たちは、暗号資産とブロックチェーンが将来の経済にとって重要な要素であるという幅広い超党派の合意を確認している。5200万人以上の米国民が暗号資産を所有しており、このセクターは全米で数万人の雇用を担っている。私たちは、イノベーションを促進し、雇用を創出し、米国の世界的なリーダーシップを維持する責任ある規制を可決するために業界と働き、協力することに尽力する議会の両院・両政党の指導者を支援するため、資金を有効に活用していく」と述べた。
このニュースに先立つ6日、コリ・ブッシュ氏(民主党、ミズーリ州)が落選したが、フェアシェイクと他のPACが資金を寄付して同氏の対立候補が出演する広告を展開していた。
ジャマール・ボウマン氏(民主党、ニューヨーク州)も同様に、フェアシェイクが200万ドルの広告キャンペーンを行った後、6月に落選した。
ブラスト氏は当時声明で、「ジャマール・ボウマン氏は、暗号資産とブロックチェーン業界に明確なルールを設けることに反対し、今新しい職を探している。暗号資産とブロックチェーンコミュニティは、イノベーションと雇用創出を信じ、物事を成し遂げるために党を超えて手を差し伸べる候補者を支援し続けるだろう」とコメントした。
●白熱する2024年選挙戦
暗号資産は2024年の選挙戦における焦点となっている。デジタル・カレンシー・グループの最新データによると、激戦州では全有権者の推定20%が候補者への投票を検討する際に暗号資産を重要な問題としている。
民主党候補カマラ・ハリス氏と共和党候補ドナルド・トランプ氏は、ブロックチェーン分野全体の積極的な動きに直面している。
7日、ハリス氏の選挙活動を支援するデジタル資産擁護団体であるクリプト4ハリスは、この分野の著名人を招いて14日にタウンホールミーティングを開催すると発表した。
一方、ドナルド・トランプ・ジュニア氏とエリック・トランプ氏は、暗号資産に関する「重大発表」をほのめかし始めた。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/crypto-super-pac-fairshake-to-fund-2024-election-cycle-hopefuls.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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