<今日の仮想通貨市況>売り一巡後に下げ渋り、XRPは1週間ぶりの水準を回復
20日午前9時10分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=869万円前後(過去24時間比0.6%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=38万5000円前後(同0.2%安)、XRP(XRP)が1XRP=87円台後半(同5.4%高)となっている。
19日の主要な暗号資産は売りが先行したものの、一巡は下げ渋った。ビットコインは18日深夜に6万ドルを回復したものの、戻り売りや利益確定売りに押されて軟化し、19日夜には5万8000ドルちょうど近辺まで下落。同水準を割り込んだところで買い戻しが優勢となり、その後は下げ幅を縮小している。イーサリアムも2500ドル台まで下落したが、売り一巡後は持ち直した。また、XRPは19日午後から切り返しの動きとなり、約1週間ぶりに0.6ドル台を付けた。
19日には、暗号資産運用会社の米ビットワイズがビットコイン現物のETP(上場取引型金融商品)を発行する英ETCグループを買収したと伝えられているほか、ナイジェリア政府が暗号資産に課税する法案を提出する意向と報じられている。
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