中国語を使う人の間で利用率トップはバイナンス=香港の出版社が調査

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 香港の出版社TechFlowが19日に発表した調査で、バイナンスが中国語話者の間で最も好まれる暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームであることが明らかになった。

 この調査によると、バイナンスは暗号資産の保有量が最も多い取引所、収益が最も高い取引所、新しい暗号資産の新規上場に最も関与している取引所などのカテゴリーで60%以上のシェアを獲得し、市場を支配している。一方、96%が最も頻繁に利用する取引所としてバイナンスを選んでいる。

 この調査は24年5月から6月にかけて中国語話者を対象に実施された。しかし、ユーザーが中国に居住しているかどうかは明らかにされていない。

 21年に中国の中央銀行が暗号資産取引を禁止したことを考えると、この調査結果は特に興味深い。この禁止令により、国際的な暗号資産取引所は事実上、中国で営業することができない。しかし、中国がこの禁止令をまもなく解除するかもしれないとの見方もある。

●バイナンスの中国取引量、閉鎖発表に疑問を投げかける

 バイナンスは、国内の取引所に閉鎖を強制する指令を受け、17年以来中国でアクセスできなくなっている。21年の禁止令以降、同社は中国国内では取引所業務を行っておらず、アプリもダウンロードできないと主張してきた。

 しかし、フィナンシャル・タイムズは23年、同社幹部が17年以来業務を停止したと主張しているにもかかわらず、バイナンスは数年にわたり中国との重要なつながりを維持していると報じた。

 また、ウォール・ストリート・ジャーナルは、バイナンスの中国人ユーザーが23年、1ヶ月以内に900億ドルの暗号資産を取引したと報じた。これは、同社の世界全体取引量の約20%を占めている。

 トレーダーはVPN(仮想プライベートネットワーク)を通じてサービスを利用している。

 記事投稿時点で、バイナンスは暗号資産の取材に応じていない。

●OKXも中国ユーザーに人気

 この調査では、中国語話者がOKXを2番目に好きな取引所と考えていることも明らかになった。ゲートアイオーとビットゲットも競争取引所として挙げられている。

 ほとんどの回答者は、ビットコイン(BTC)が現在の市場サイクルで10万―15万ドルを超えると予想している。中国ユーザーは主にソーシャルメディアプラットフォームXを主な情報源としており、さまざまなブロックチェーンメディアは二次的な情報源としているようだ。最も人気のある暗号資産はビットコイン、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、バイナンスコイン(BNB)、ぺぺコイン(PEPE)だった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/binance-preferred-crypto-exchange-chinese-users-survey.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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