６日午前９時２０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝８０６万円前後（過去２４時間比３．４％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３４万円前後（同３．５％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝７８円前後（同２．８％安）となっている。

　５日の主要な暗号資産は、上値の重い展開となった。ビットコインは朝方に５万８０００ドル台で推移していたものの、昼ごろから売り圧力が強まって下げ足を速め、下値を模索。６日早朝には５万６０００ドル台を割り込む場面もみられた。４日の安値（５万５０００ドル台半ば）に接近したところで下げ止まったものの、戻りは限定的。

　日本の国民民主党の玉木雄一郎代表が、自民党総裁選で暗号資産に関する税制や規制の見直しを議論してもらいたいと要望したことが話題となっている。玉木代表は、他の金融所得と同様の申告分離課税の適用や、暗号資産同士の交換の非課税、レバレッジの引き上げ、暗号資産ＥＴＦ（上場投資信託）の導入などを提案している。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）