暗号資産支持の弁護士、11月にマサチューセッツ州でウォーレン上院議員と対決へ

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 暗号資産(仮想通貨)支持派の弁護士ジョン・ディートン氏は3日、マサチューセッツ州の共和党予備選で勝利を収めた。同氏は11月の選挙で、暗号資産反対派のエリザベス・ウォーレン上院議員と対決することになる。

 ディートン氏は、同じ共和党で産業エンジニアのボブ・アントネリス氏、クインシー市議会議長のイアン・ケイン氏に対して勝利を収めた。

 ディートン氏は投票後にXのライブ放送に登場し、負けるためにこのレースに参加したのではないと主張。「私たちは、エリザベス・ウォーレン氏に挑み、歴史を作るつもりだ」と述べた。

 クリプト・ローの創設者であり、米SEC(証券取引委員会)対リップル訴訟での有名弁護士であるディートン氏は、24年に入ってから上院議員選挙出馬を「真剣に検討」していた。さらに、ウォーレン氏を追い落とすべく、第1四半期の選挙資金として136万ドルを調達した。対してウォーレン氏の調達額は110万ドルだった。

 マサチューセッツ州共和党予備選での勝利を受けて、ディートン氏は「有権者からの支持に身が引き締まる思いだ」と述べた。

 AP通信の報道によると、同氏は「明日、私たちは選挙運動の次の段階に入る。国境問題、家計を支えるには高すぎるコスト、崩壊した医療制度、同盟国イスラエルの放棄、そして政治への信頼を回復するということに関して、彼女にその失敗の責任を問う取り組みを進めていく」と述べた。

 同氏は勝利後のスピーチでさまざまな公約を掲げたが、暗号資産については特に言及しなかった。

 一方、ウォーレン氏は3期目を目指しており、10月にボストンとスプリングフィールドで行われる2つの討論会を受け入れた。

 同氏はAP通信へのメール声明で、「ほんの一握りの暗号資産億万長者と企業特別利益団体が、好きな共和党候補を選ぶためにスーパーPAC(政治活動委員会)に200万ドル以上を投じた。今、マサチューセッツの有権者は、上院の主導権を左右しかねない選択を迫られている」と述べた。

 あるPACがマサチューセッツ州上院予備選でディートン氏を支援するために85万ドルを投じたようだ。投資を行った著名人の中には、リップルの幹部クリス・ラーセン氏とブラッド・ガーリングハウス氏、ジェミニ創設者のウィンクルボス兄弟などがいる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/pro-crypto-attorney-john-deaton-to-face-off-sen-warren-in-massachusetts-this-november/

This story originally appeared on cryptonews.com.

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