１８日午前９時２０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝８５２万円前後（過去２４時間比３．８％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３３万１０００円前後（同２．３％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８２円台半ば（同０．４％高）となっている。

　１７日の主要な暗号資産は戻りを試した。朝方のビットコインは５万８０００ドル手前でもみ合ったが、昼ごろから買いが強まって強含み、夜には５万９０００ドル台を回復。市場予想に反してプラスとなった米８月小売売上高を受けて米景気減速懸念の後退でドルが買われるなか、暗号資産市場にも買いが広がり、約３週間ぶりに６万１０００ドル台を回復する場面があった。

　１６日にトランプ前米大統領が新しい暗号資産ビジネスの立ち上げを表明したことが話題となっている。同氏の息子のエリック氏とドナルド・ジュニア氏が推進してきたものだが、事業体制や資金調達方法、サービスなどの具体的な内容は明らかにしていない。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）