３０日午前９時１０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９９６万円前後（過去２４時間比０．２％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝５０万１０００円前後（同３．０％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８０円台半ば（同０．５％安）となっている。

　前週末から週明けの主要な暗号資産はまちまち。ビットコインは２６日朝方に６万５０００ドル近辺で推移していたが、その後は軟調に推移。２９日夜には６万２０００ドルを割り込む場面があった。一方、前週後半に３１００ドル近辺で推移していたイーサリアムは２７日夜から強含む場面があり、２９日明け方に３３００ドルまで上昇したが、一巡後は上げ幅を縮小している。

　イーサリアムをめぐっては、資産運用会社のフランクリン・テンプルトンのイーサリアム現物に連動するＥＴＦ（上場投資信託）が米国の証券清算・決済機関デポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション（ＤＴＣＣ）に掲載されたと伝えられ、ＳＥＣ（米証券取引委員会）による承認への思惑が交錯したとみられる。

　このほか、暗号資産のワールドコイン（ＷＬＤ）を開発したＴｏｏｌｓ　Ｆｏｒ　ＨｕｍａｎｉｔｙがオープンＡＩやペイパルと提携交渉を行っていると報じられている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）