独G+D、モーリタニア中銀のCBDC設計をサポート(再掲)
ドイツの紙幣印刷会社ギーゼッケ・アンド・デブリエント(G&D)とその子会社であるG+Dモバイルセキュリティ(G+D)は「デジタルウギア」と名付けられた中央銀行デジタル通貨(CBDC)の設計と開発を研究するために、モーリタニア中央銀行と提携している。
22年4月にワシントンで開催された世界銀行グループ春季会合の間に同提携機関は契約を締結した。G+DカレンシーテクノロジーのCEO(最高経営責任者)ウォルフラン・ シードマン氏とモーリタニア中銀のモハメド・ラミン・ウルド・デフビ総裁はCBDC製作を協力して調査するための契約書に署名した。
この提携は主に同国の経済と社会のために、デジタルウギアの潜在的な有益性に焦点を当てている。
中銀はデジタル通貨のローンチの可能性に向けて「戦略的な態度を取っている」と総裁は言及した。
「現在、同意した調査的取り組みを通して、私たちは知識基盤、技術、経験を拡張していく。この刷新的で、急速に発展している分野におけるG+Dの専門知識は同国全体の利益のために、実現させる助けとなる」。
・CBDC開発におけるG+Dの役割
4月23日の同社の発表によれば、G+DはCBDCの使用事例の初期テストに技術ソリューションを提供する。さらに、中銀がデジタルウギアの必要条件を定義する手助けをする。
「デジタルウギアは同国全体のデジタル変革計画の一部だ」とシードマン氏は声明で話した。「経済と社会の進展のために非常に重要だ」。
G+Dはブラジル、ガーナ、エスワティニ王国を含むいくつかの管轄のために、CBDC採用の研究を行った。例えば、ガーナ中央銀行とのG+DのCBDCパイロットは金融仲介業者の統合に成功したことを証明した。シームレスな相互運用性を促進し、ユーザー体験能力を強化した。
シードマン氏によれば、G+DはCBDCの研究と実施を行う中銀に公的通貨技術、暗号学、スマートカード、デジタルまた携帯決済についての専門知識を提供する。ソリューションのひとつのG+D Filiaは全国的なCBDCの運営において中銀をサポートする。
モーリタニアに関する限り、CBDCの評価はマクロ経済の安定性の強化とモーリタニアの経済成長の持続可能性の改善にとって重要だ。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/gd-to-assist-central-bank-of-mauritania-in-cbdc-design.htm
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