１０日午前９時１０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９８０万円前後（過去２４時間比３．１％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝４７万１０００円前後（同２．０％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８０円台後半（同０．５％高）となっている。

　主要な暗号資産は戻りを試している。ビットコインは９日未明から強まった売りに押されて一時６万１０００ドルを割り込んだあと下げ渋り、夕方から再び売り圧力が強まって再び同水準を下回ったが、底堅さが意識されて買い戻され、１０日朝方の時点では６万３０００ドルを回復する場面がみられる。

　英銀大手のアナリストがトランプ前米大統領が再選すればビットコインは１５万－２０万ドルまで上昇する可能性があると指摘したと報じられている。同アナリストによると、米国の財政支配が強化されると、ドル離れと米国債市場への信頼低下を背景にビットコインが良いヘッジ（回避）になるとしている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）