ウィンターミュート、香港上場の暗号資産ETFに流動性を提供

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 暗号資産(仮想通貨)マーケットメイカーのウィンターミュートは最近ローンチされた香港現物型ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)上場投資信託(ETF)の流動性とサポートを提供している。

 ロンドン拠点のウィンターミュートは香港で許可を受けたデジタル資産プラットフォーム2社、OSLデジタル・セキュリティーズとハッシュキー香港交換所に流動性を提供している、とCryptoNewsに共有された発表で話した。

 OSLデジタル・セキュリティーズとハッシュキーは香港で上場されたETFのローンチと運営を手伝う副管理企業と仮想資産取引プラットフォームとして機能する、とウィンターミュートは話した。

 「ETFは機関投資家と個人投資家両方の次の波を暗号資産界に持ち込む重要な役割を果たす。流動性を提供するウィンターミュートのような企業なしでは、これは不可能だ」とウィンターミュートのCEO(最高経営責任者)エフゲニー・ゲイヴォイ氏は声明で話した。

 「デジタル資産へのアクセスの増加は成長をさらに加速させる極めて重要な機能を担い、ウィンターミュートはその過程で重要な役割を果たすことを楽しみにしている」とゲイヴォイ氏は付け加えた。

 流動性提供企業の役割は選択された資産クラスでマーケットメイカーとして機能する市場仲介業者や機関となることを含む。ETFの流動性提供企業として、ウィンターミュートは現物型ビットコインとイーサリアムの売買と受け渡しにおいてOSLデジタル・セキュリティーズとハッシュキーと協力する、とウィンターミュートは話した。

・香港はアジア初の暗号資産現物型ETFを上場

 4月、香港証券取引所(HKEX)は新たに現物型ビットコインとイーサリアムETFのローンチを発表した。HKEXの公式発表で、ビットコインとイーサリアムETFはアジア初の現物型仮想資産ETFの導入となった。

 ハーベスト・グローバル・インベストメンツ、中国信達資産管理有限公司、ボセラ・アセット・マネジメントが同商品を上場した。5月6日、香港の現物型ビットコインETFは第1週に2億3000万ドルの運用資産を確保した。

 「香港はアジア太平洋地域で暗号資産の先導的支持者としての地位を確立し、他国も近い将来この先陣に続くことを願っている」とゲイヴォイ氏は付け加えた。

 (イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/wintermute-to-provide-liquidity-for-hong-kong-listed-crypto-etfs.htm

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