<今日の仮想通貨市況>BTC、買い一巡後に軟化も6万5000ドル割れで下げ止まる

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 17日午前9時10分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=1015万円前後(過去24時間比0.9%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=45万8000円前後(同2.4%安)、XRP(XRP)が1XRP=80円台前半(同0.1%高)となっている。

 16日の主要な暗号資産はもみ合い。米4月CPI(消費者物価指数)や米4月小売売上高を受けた買いが一巡し、ビットコインは6万6000ドル近辺を軸に横ばい推移となった。上値の重さが嫌気され、深夜から17日未明にかけては売りが優勢となって軟化したが、6万5000ドルを割り込んだところで下げ止まった。

 16日に米上院が銀行に対するSEC(米証券取引委員会)の暗号資産規則を廃止する決議案を可決したと報じられた。銀行が顧客から預かった暗号資産などを貸借対照表に負債として計上することを求めたものだが、多くの議員や業界関係者がイノベーションを阻害すると批判されていた。

(イメージ写真提供:123RF)