２２日午前９時１０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝１０９６万円前後（過去２４時間比１．６％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝５９万１０００円前後（同２．９％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８３円台後半（同０．２％安）となっている。

　２１日の主要な暗号資産はまちまち。ビットコインは７万１０００ドル前後でもみ合ったが、夜になって利益確定売りに押されて上げ幅を縮小。一方、ＳＥＣ（米証券取引委員会）による現物ＥＴＦ（上場投資信託）の上場承認期待が高まったイーサリアムは夜に上げ幅を拡大し、３月中旬以来となる３８００ドル台に乗せる場面があった。

　２１日はロイター通信が関係者の話として、ＳＥＣがナスダック、ニューヨーク証券取引所、シカゴ・オプション取引所に対して、イーサリアム現物ＥＴＦの上場申請書を更新・変更するよう依頼したと報じられている。

　ＳＥＣは週内に資産運用会社バンエックなどのイーサリアム現物ＥＴＦの上場申請を認めるか決める必要があり、却下する場合は取引所などに連絡や通達もないが、修正を求めるような場合は承認される可能性が高いとの見方がある。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）