SECが取引所にイーサリアムETFの新しい提出書類を要請、承認確率が高まる

98613291_s.jpg

 SEC(米証券取引委員会)は交換所に現物型イーサリアム(ETH)上場投資信託(ETF)提出書類の更新を要求している。

 ブルームバーグ・インテリジェンスのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏が共有した最近の投稿によれば、提案された規則変更をSECに通知するために、「早急に」新しい様式19b-4の提出をSECは申請者に求めている。

・現物型イーサリアムETF承認確率75%:アナリスト

 今回の動向は5月23日の期日までにSECがイーサリアムETF申請を承認する流れを示唆している、とこの投稿は示し、米国で2番目の現物型デジタル資産ETFの発行となる可能性がある。

 イーサリアムETFの承認の確立は以前の25%から現在の75%まで大きく上昇した、とバルチュナス氏とブルームバーグETFの別のアナリストであるジェームズ・セイファート氏は見積もった。更新された様式19b-4の要求の前にこの予想がされた。

 ETFがローンチできるように、SECは交換所の規則変更と登録届出書の19b-4とS-1両方を承認するはずだ、とETFストアのネイト・ジェラシ社長はSNSの投稿で話した。

 一部の暗号資産(仮想通貨)コミュニティは承認を期待しているが、バルチュナス氏は単なる「希望的観測」だと考えている。

・米暗号資産規則は手のひらを返す

 「現物型イーサリアムETFが承認されれば、この過程に詳しいワシントンにいる私の知人全員にとって本当の衝撃となる」とバリアント・ファンドの最高法務責任者ジェイク・チェルビンスキー氏は話した。「これが実現しないという意味ではない」。

 「職員会計公報第121号に対する投票後、承認は米暗号資産規則における大きな転換を意味し、おそらくETF自体より重要なことだ」とチェルビンスキー氏は話した。

 セイファート氏はチェルビンスキー氏の意見を支持し、「これは正しい見解だ。先週、@PerianneDCのブロックチェーンサミットで文字通りワシントンにいたが、私が話したほぼ全員がETFは却下されると話していた」と話した。

 ETFが承認されれば、バイデン陣営はより暗号資産に友好的に見えるだろう。最近、元CFTC(商品先物取引委員会)クリス・ジャンカルロ議長は選挙に再立候補しているドナルド・トランプ氏は「初の暗号資産大統領」だと話した。

 (イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/ethereum-etf-approval-odds-increase-as-sec-asks-for-new-filings.htm

最新記事
ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ