７月１日午前９時１０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝１００８万円前後（過去２４時間比２．９％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝５５万２０００円前後（同１．７％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝７６円台半ば（同０．７％高）となっている。

　週末の主要な暗号資産は買い戻しが優勢となった。前週末の６月２８日夜から２９日早朝にかけては弱含みで推移し、ビットコインは６万ドルを割り込む場面があったが、昼すぎにかけて下げ幅を縮小。６万１０００ドル前後でもみ合ったが、７月１日早朝に強含み、６万２０００ドル台後半まで戻りを試した。

　６月２８日には米政府と大口投資家が売却目的でビットコインを取引所に送金したと報じられている。一方、ＳＥＣ（米証券取引委員会）がイーサリアムＥＴＦ（上場投資信託）の申請書類（Ｓ－１）を発行者に返却し、問題点を修正して再提出するよう求めたとも伝えられており、取引開始まで時間を要することになったとの見方がある。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）