３日午前９時２５分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝８６８万円前後（過去２４時間比３．２％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３７万２０００円前後（同４．３％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８３円台前半（同３．５％高）となっている。

　２日の主要な暗号資産は売りが一巡したあと、戻り歩調となった。ビットコインは朝方に５万７０００ドル台まで下落したが、昼ごろから下げ渋りの動きをみせた。夕方からは本格的に戻りを試し、３日明け方には５万９０００ドル台を回復した。イーサリアムも日中は２４００ドル台で推移したが、夕方から強含みで推移して２５００ドル台を回復している。

　中国企業が母体の暗号資産取引所ＯＫＸのシンガポール法人が同国で決済機関ライセンスを取得したと報じられている。このほか、ＳＥＣ（米証券取引委員会）が２２年に破産した暗号資産取引所ＦＴＸの債権者への返済作業に暗号資産やステーブルコインを使用することを認めないとしたことが伝えられている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）