２４日午前９時２５分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９０８万円前後（過去２４時間比０．１％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３８万円前後（同３．１％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８４円前後（同０．３％高）となっている。

　前週末の主要な暗号資産は底堅く推移した。２０日は日銀による早期の追加利上げ観測が後退したことで強含む場面がみられた。ビットコインは買い一巡後に伸び悩んだものの高値圏を維持。２３日の朝方から買いが強まると、ビットコインは一時６万４０００ドル台半ばまで上昇した。また、ＸＲＰは２１日深夜から２２日未明にかけて急伸する場面があったが、一巡後は上げ幅を縮小した。

　ＸＲＰに関しては、管理するリップル社のＣＴＯ（最高技術責任者）が２０日、ＸＲＰの価格抑制疑惑に対して「価格を上げる方法があればやっている」と述べたと伝えられている。２０日にはインド最高裁判所のユーチューブチャンネルがハッキングされ、ＸＲＰ詐欺が宣伝されたことも話題となった。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）