グーグル検索、価格下落によるBTC及びETH購入への関心の高まり示す

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 グーグルトレンドのデータが示すように、数カ月ぶりの安値を記録するビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)といった時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)を購入しようと関心が高まっている。

 「should I buy bitcoin(ビットコインを買うべきか)」や「should I buy ethereum(イーサリアムを買うべきか)」という検索ワードへの関心はそれぞれ過去1週間で70%以上、50%以上増加している。

 その他の検索も関心の高まりを示している。

 テラ(LUNA)とテラUSD(UST)関連の検索ワードも顕著に増加しているが、現在の暴落の大部分はステーブルコインのテラUSDがペッグを失ったことに起因する不安と関係していると言われているため、これは驚きではない。

 テラは史上最高値から99%以上下落しており、同通貨を購入する(下値で買う)好機なのかと考えている人々もいるようだ。「should I buy luna(テラを買うべきか)」という検索ワードへの関心は過去1週間で750%増加している。

 ツイッターでは現在「buythedip(下値で買え)」というハッシュタグもトレンドになっている。

 これらすべては、暗号資産市場が全面的に大きく下落する中で生じていることだ。時価総額上位2通貨を見るだけでも、UTC(協定世界時)12日14時3分時点で、ビットコインは1日間で10%近く下落し1BTC=2万8124ドルで取引され、1週間では29%、1年間では50%以上下落している。コインゲッコーによると、ビットコインは21年11月に史上最高値の6万9044ドルを記録したが、現在は21年7月以来の水準になっている。

 一方、イーサリアムは1ETH=1906ドルで取引されており、1日間では18%、1週間では35%、1年間では54%以上下落している。イーサリアムもビットコインと同様に21年11月に4878ドルの史上最高値を記録し、現在は21年7月以来の水準となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/google-searches-show-increased-interest-in-buying-bitcoin-ethereum-as-prices-fall.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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