アクシー・インフィニティのRoninブリッジが再開、保管された資金も返還

184710263_s.jpg

 プレイトゥアーンゲーム「アクシー・インフィニティ」に特化して構築されたイーサリアム(ETH)サイドチェーンのRonin(RON)は22年3月の深刻なハッキングにより停止されていたが、6月28日に同チェーンに資産を送金するために使用されるブリッジを再開する予定だ。さらに、保管されていたユーザーの資金も返金される見通しという。

 ただ、ブリッジを再開するためにはハードフォークが必要となり、ノードオペレータ全員がソフトウェアを更新する必要があることを意味すると付け加えた。

 同ネットワークでバリデータとして稼働するノードはすでに取らなければならない措置について通知されている、とRoninは話し、バリデータではないノードは開始方法の特別な指示に従う必要があると付け加えた。

 火曜日、再設計されたブリッジは暗号資産(仮想通貨)セキュリティ企業セルティックの監査を通過したと同チームが話した後、Roninの最新の更新があった。

 「セルティックの監査結果が深刻ではない提案であったことを報告できてうれしい」と同チームは記し、セルティックの改善提言の実施を開始すると付け加えた。

 ブリッジの再開は数回延期されている。もともと、5月下旬に延期される前、ブリッジは4月に再開すると言われていた。

 Roninチームがブリッジを停止することになった22年初期のハッキングは今までで暗号資産プロジェクトを襲った最大のハッキングのひとつである。当時の市場価格に基づくと、攻撃者は5億ドル以上に相当するETHとUSDコイン(USDC)トークン持ち逃げした。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/ronin-bridge-to-re-open-after-hack-locked-funds-to-be-returned.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて