カザフスタン、23年からビットコイン採掘の税率引き上げへ
カザフスタンのカシム=ジョマルト・トカエフ大統領は、暗号資産(仮想通貨)マイナーに対する新しい税率を承認し、23年1月1日以降、マイナーにキロワット時(kWh)あたり最大0.052ドルを請求するよう税務機関に指示した。
現在、マイナーは消費電力1kWhあたり0.002ドル強の一律料金を支払う必要があるが、暗号資産マイニング関連の電力不足で損害を受けた冬を受け、政府はビットコイン(BTC)と暗号の採掘者にさらなる支払いを強いることを決議した。
2月、マイナーは利益に対し「取るに足らない」税金を支払っているという事実に政府は不満を抱き始め、6月税法の変更を求めた。
今会計年度の第1四半期で、マイナーは税金で1500万ドル以上支払ったと同国の財務大臣は論じた。
月曜日にトカエフ大統領が署名し、法律として成立した新しい税法はスライド制で運営する。したがって、電力消費単位ごとに定率で支払う代わりに、電気代に高額を支払うユーザーはkWhで最大0.052ドルの税金を支払うことになるが、電気代をあまり支払わない消費者はkWhでわずか0.002ドルを支払う。
電気代は1年を通して変動しがちであるため、同国で電力価格が上昇すれば、マイナーの税金も上昇することを意味する。
マイナーのほとんどは以前までアスタナとして知られていた同国の首都ヌルスルタンで運営している。
しかし、送電線網を利用しないマイナーにとっての良いニュースは、独自の電力源を利用するマイナーはkWhで約0.02ドルの率で課税される。
一方、採掘で再生可能電力を利用する人はkWhにわずか0.002ドルの税率を支払う義務がある。
政府は違法および未登録のマイナーを厳しく取り締まる準備ができていると示唆している。22年初頭、マイナーに中央機関への登録と運営詳細の報告の提供を義務付ける法的必要条件を導入した。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/kazakhstan-to-increase-bitcoin-mining-tax-rates-from-2023.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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