米フードチェーン大手チポトレ、相場下落でも暗号資産がマーケティングに有効と
暗号資産(仮想通貨)価格が下落し続ける中、投資家の意欲が衰えているが、米グリルレストランチェーンのチポトレは、ハラペーニョたっぷりの料理を宣伝するために暗号資産を利用する計画である。
米ファストフードチェーンのチポトレは、「Buy The Dip」という新たなインタラクティブゲームを発表。プレイヤーはこのゲームを介して、7月末まで20万ドル以上相当の暗号資産や、ワカモレ(サルサの一種)やチーズのソースに使うことができる0.01ドルのプロモーションコードなどを獲得することができる。
今回のキャンペーンからは、相場の低迷期であっても、大手企業がマーケティング予算を使って暗号資産ユーザーを獲得しようと競争していることがわかる。暗号資産ユーザーは、サービスやエンターテイメントに積極的にお金を費やす魅力的な顧客層として認識されている。
Finder.comが実施した21年の調査によると、若年層が暗号資産投資家の多くを占めており、ミレニアル世代が44.3%でトップ、X世代が28.6%で2位となっている。
今回の取り組みの前にも、チポトレは暗号資産を利用したイニシアチブを実施している。同社は暗号資産決済企業Flexaとの提携により、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ドージコイン(DOGE)など多くの暗号資産を決算手段として受け入れている。
ゲームのプレイヤーは、上記の暗号資産を獲得するために競い合うことができる。
声明の中で「チポトレは、21年4月に暗号資産分野に進出した。当時、『ブリトーの日』を祝うために10万ドル相当のビットコインを配布した、プロモーション『ブリトー・オア・ビットコイン』を実施し、暗号資産を配布する米国初のレストランブランドとなった」と述べている。
チポトレのマーケティング責任者であるクリス・ブラント氏は、「Web3コミュニティとつながることで、次世代のチポトレファンダムを構築する」ことを目指しているとコメントしている。
このゲームには、18歳以上で「チポトレ・レワード」のアカウントに登録している米国居住者のみが参加することができる。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて