コインベースがBAYCを特集した動画の前編を公開、一方でコインベースの株は下落続く
大手暗号資産取引所コインベースは、Bored Ape Yacht Club(BAYC)を特集した動画"The Degen Trilogy"の第一部を公開した。一方、SEC(米証券取引委員会)が、未登録の証券を上場しているかどうかの調査を開始したため、コインベースの株価は暴落を続けている。
コインベースは火曜日に3部作の第1部と思われるものを共有した。「RUN THE CHAIN」という題名の5分間の映画は多数のBAYC非代替性トークン(NFT)とBAYCエコシステムのイーサリアム(ETH)ベースのガバナンストークンでユーティリティトークンであるエイプコイン(APE)を特集している。
報じられたように、コインベースの公式ツイッターは4月中旬に映画の3部作をもったいぶり、BAYCとAPEコミュニティを「特集する相互作用的な3部作の映画を製作している」と話した。当時、同交換所はBAYCのNFT保有者に自身のNFTを映画で特集してもらう方法についての手順を記載した。
7月26日、コインベースの公式ツイッターアカウントは第2部と第3部で自身のNFTを特集してほしい人は同交換所のNFTマーケットプレイスでプロフィールを作成する必要があると補足のツイートで言及した。
一方、同暗号資産コミュニティは同映画とその目的を理解することができていないようだ。
「おいおい。絶頂期と呼んだ。これが絶頂期なのか何なのか分からない。ありがとう」とあるツイッターユーザーは話した。
同交換所は映画を公表するのにひどく悪い時期を選んだと言及する人もいた。「今日これをドロップするなんて、最高の状況認識とタイミングだ!おそらくSECは裏でこれを笑っているだろう」と別のユーザーは話した。
報じられたように、コインベースが証券として登録されるべきデジタル資産を上場しているかどうかの調査をSECが開始した。
とは言え、この強まる調査の中、同交換所の株式は急落し続けている。コインベースの株は最後の取引日の間に21.08%を失い、一株52.93ドルへと下落した。
さらに、コインベースへの投資家の信頼は悪化し、ブルームバーグによれば、火曜日終了時点で、キャシー・ウッド氏のアーク・インベストメント・マネジメントは7500万ドルに相当する141万以上のCOINの株を売却した。コインベース・グローバルの株は火曜日に価値の約5分の1を失った。
アークは53ドルの安値で売却し、同社はCOINは数日後には損失が増えると考えていることがうかがえる。
ブルームバーグによれば、アークは21年の市場投入以来、コインベースの株を購入し、6月末には約895万ドルを保有するコインベースの3番目の最大株主であった。
しかし、アークは12月以来、運用資産の約半分を失い、アーク・イノベーション上場投資信託(ETF)は22年に約50%急落し、「ウッド氏はこれまでで初めてETFのひとつを終了している」。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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