ティファニーのNFT、購入者の多くが売らず販売量が減少

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 米国の高級宝飾店ティファニーによるクリプトパンクスをテーマにしたNFT(非代替性トークン)250点のコレクションであるNFTiffsは、購入者が二次市場にまだ押し寄せていないため、販売量が減少している。

 NFTデータを収集するクリプトスラムによると、NFTiffsの販売量は過去24時間で32%減少し、約45万8000ドルとなっている。

 大手NFTマーケットプレイスであるオープンシーのデータでも、同コレクションの取引量減少が示されており、過去24時間で約24%減の320イーサリアム(ETH)(執筆時点で55万5000ドル)となっている。注目すべきことに、NFTiffsはまだ、オープンシーの上位NFTコレクションの中で過去1日間での取引量第6位となっている。

 一方、同コレクションのフロア価格、すなわちコレクション内の最低価格は良く維持されている。NFTデータトラッカーのNFTGoによると、同コレクションのフロア価格は現在28イーサリアムで、過去24時間で約17%上昇している。

 報道された通り、NFTiffsはクリプトパンクス所有者向けのデジタル的及び物理的なペンダントになるようデザインされた、カスタムNFT250点のコレクションだ。

 このコレクションは5日に発売され、約20分で完売した。各NFTは30イーサリアム、すなわち約5万2000ドルで販売され、同社に1300万ドル程度の収入をもたらした。

 ティファニーのウェブサイトによると、NFTiffs購入者は8月12日までにトークンを引き換える必要がある。物理的なペンダントについては、23年初めまでに購入者に届けられる予定だ。ウェブサイトによると、NFTiffs保有者がペンダント発送前にトークンを売却した場合はペンダントを受け取れないという。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/buyers-hold-to-their-cryptopunk-themed-nfts-by-tiffany-after-swift-sale.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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