香港行政長官、JPEX騒動受け厳格な暗号資産規制を求める
香港のジョン・リー行政長官は未許可の暗号資産(仮想通貨)交換所JPEXによる最近の流動性危機を引用し、暗号資産取引に対する厳しい規制を求めた。
JPEX騒動は厳しい暗号資産規制の必要性を強調しているとジョン・リー行政長官は記者会見で述べている。
行政は投資家を教育する試みを計画し、金融管理局が規制している認可済みプラットフォームのみを利用するように促す、と同都市国家の行政長官は指摘した。
・香港警察はJPEXの捜査で6人逮捕
未許可の暗号資産交換所JPEXへの捜査に関連して、SNSインフルエンサー2名を含む6人を逮捕したと香港当局は発表した。
当局によれば、1400人以上がJPEX交換所について、約10億香港ドル、約1億2700万ドルの損失が関わる苦情を警察に申し入れている。
4人の男性と2人の女性の6人の容疑者は詐欺の共同謀議の疑いで拘束され、同交換所への捜査が続けば、さらなる逮捕が行われる可能性があると職員は話した。
逮捕された人物の1人は有名なSNSインフルエンサーで弁護士のチャム・ロク氏である。
警察が9月18日にロク氏の事務所で疑わしい証拠と非公開の額の現金を押収し、同氏は逮捕された。
・JPEXは関係機関による不公平な処遇を主張
問題の暗号資産交換所は18日のブログ投稿で提携第3社値付け業者が害を及ぼそうと資産を凍結したと言い、取引の停止を発表した。
同交換所はJPEXに対する香港の関係機関による不公平な処遇と一連の否定的なニュースを理由として引用した。
さらに、現在、提携企業は交渉のために、同プラットフォームからのさらなる情報を要求し、清算を制限し、著しく日々の運営費用を増やし、運営困難につながっていると指摘した。
現在、JPEXは香港では許可なく運営し、オーストラリアでは証券当局から許可を得ていると主張し、マネーサービス事業としてFinCEN(米金融犯罪ネットワーク)に登録している。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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