リップルペイメントが新たな高みへ到達

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 伝統的な決済手段では解決できないことも多く、企業はこうした欠点を補うために最新のソリューションに頼り続けてきた。世界の財務リーダーの80%以上が、今後3年内にビジネスでデジタル資産を利用し始める可能性が高いと考えている。

 リップルのビジョンは常に、情報の移動と同じくらいシームレスに価値を移動させることであり、その核となる信条は、ブロックチェーン基盤のソリューションを使ったクロスボーダー決済の合理化にある。

 これを実現するため、リップルは10年以上にわたり世界の法人顧客にサービスを提供してきた経験から得た専門的知識を活用し、決済ソリューションを微調整し続けている。

 リップルの年次カンファレンス「Swell」では、リップルペイメントが企業のさまざまな決済ニーズにどのように対応できるかを示す、数多くの発表が行われた。

 
1.リップルは多数の米国管轄地域で送金ライセンスを取得しており、リップルペイメントはこれら管轄地域内で商品およびサービスを提供することができる

2.リップルの国際決済ネットワークが70以上の決済市場に拡大され、顧客は単一のオンボーディングでほぼ100%のグローバルペイアウトカバレッジにアクセスできるようになった

3.XRP台帳の分散型取引所との統合により、リップルユーザーのためのグローバルな流動性オプションを強化した。これにより、新たな市場への参入が容易となり、製品のパフォーマンスが向上した

4.拡大した流動性オプションを通じて、リップルペイメントは24時間365日オンデマンドの流動性ニーズを満たすことができる

 暗号資産(仮想通貨)または法定通貨での決済に対応する業者向けの決済ソリューションプロバイダーであるRocketFuelは、この最新のリップルペイメントを利用する最初の顧客となった。リップルの広範なペイアウトネットワークを活用し、RocketFuelはさまざまな決済通貨での直接支払いを求める顧客に対応できるようになった。

 RocketFuelのピーター・ベネットCEO(最高経営責任者)は、「あまりにも長い間、金融業界は時代遅れの技術を使うことで苦しんでおり、結果として、高いコスト、収益の減少、不効率で予測不能なプロセスが発生していた。ブロックチェーンとデジタル通貨を応用することで、こうした欠点を根本的に改善することができる。リップルペイメントが当社の製品をサポートすることで、当社は伝統的な金融システムよりも劇的に効率的な方法で世界の顧客にサービスを提供することができる」

 22年、機械学習機能が統合され、顧客の流動性ニーズを積極的に管理し、社内財務や送金、B2B決済など、さまざまな取引タイプをサポートするようになった。

 リップルの決済製品責任者であるブレンダン・ベリー氏は、「リップルは、決済がデジタル資産の『キラーアプリ』であることは明白であると以前から認識してきた。そのビジョンを達成するためには、機関ユーザーが現実世界の問題を解決するためのシームレスな体験が必要である。これまで以上に多くの企業がブロックチェーンに真の有用性を見出している中、われわれの目標は、オプション性、スピード、使いやすさ、コンプライアンス、そのすべてを1つの包括的な製品で顧客に提供することである」と述べた。

 金融部門における企業向けブロックチェーンソリューションの主要プロバイダーとして、リップルは世界中の企業の期待に応え続けている。顧客満足はこれまでも、そしてこれからもリップルペイメントの進化の原動力となり続けるだろう。

(イメージ写真提供:123RF)

https://ripple.com/insights/ripple-payments-reaches-new-heights/

This story originally appeared on Ripple Insights.

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