マイケル・セイラー氏、BTCをすぐに売却する理由はないと発言

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 マイクロストラテジーの会長兼共同創設者のマイケル・セイラー氏は20日、ブルームバーグのケイティ・グレイフェルド氏とのインタビューで、ビットコイン(BTC)をすぐに売却する理由はないと語った。

 セイラー氏は、現物ビットコインETF(上場投資信託)の承認は、すべての船を持ち上げる潮の満ちのようなものだと述べた。このフレーズは、市場が改善するにつれ、すべての市場参加者が恩恵を受けることになるという考えを隠喩的に表現している。

●「これは潮の満ちであり、すべての船を持ち上げるだろう」

 セイラー氏は、「しかし、現物ETFが行っていること見てみると、それは資本のデジタルトランスフォーメーションを促しており、毎日数億ドルの資本が伝統的なアナログエコシステムからデジタル経済に流入している」と説明した。

 「永遠にトップを買い続けるつもりだ。ビットコインこそが出口戦略だ」と同氏は述べた。

●ビットコインETFへの需要

 セイラー氏はメディアを回っており、最近ではCNBCとのインタビューで、ビットコインETFには10年以上にわたる需要があると述べた。

 同氏は、「人々は10年もの間、これらのETFを待ち望んでいた。そしてついに、メインストリームの投資家がビットコインにアクセスできるようになった。それがこの資産クラスへの資本の急増を引き起こしているのだと思う」と述べた。

 セイラー氏は、暗号資産(仮想通貨)業界の現状、ビットコインETFの展開、ビットコインの評価上昇、将来の明確について語った。

 同氏はインタビューの中で、マイクロストラテジーをビットコイン開発会社としてリブランディングするとも話した。同氏によると、同社のビットコイン戦略における成功と、世界最大の上場ビットコイン保有企業としてのユニークな地位から、リブランディングは自然な決断だったという。

 セイラー氏は、ソフトウェアを開発し、資本市場を活用してキャッシュフローを生み出し、株主のために多くのビットコインを蓄積してビットコインネットワークの成長を促進する計画であると主張した。

●セイラー氏のビットコイン保有額が100億ドルに到達

 ビットコイン価格が1BTC=5万ドル以上に上昇する中、マイクロストラテジーのビットコイン投資は100億ドルの大台を超え、保有量は19万BTCを超えた。これは、ビットコインの長期的な見通しとインフレヘッジとしての有用性に対するマイクロストラテジーの信頼を表している。

 20年8月にビットコイン市場に参入して以来、マイクロストラテジーのビットコインポートフォリオは、22年初頭の弱気市場の中でも大幅に拡大してきた。第4四半期の収益と利益が低迷しているにもかかわらず、同社はセイラー氏指導の下でビットコイン投資を増大し続け、1月だけで3720万ドルで850BTCを追加取得した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/michael-saylor-says-there-is-no-reason-to-sell-bitcoin-anytime-soon.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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