HTXに改称した旧フォビ、暗号資産交換所申請を取り下げ
SFC(香港証券先物委員会)のウェブサイトに投稿された提出書類によれば、香港拠点の暗号資産(仮想通貨)交換所HTX(旧フォビ・グローバル)は2月23日に許可申請を取り下げた。
セーシェル共和国拠点の暗号資産交換所HTXは中国生まれの起業家ジャスティン・サン氏が支援する取引プラットフォームで、HTXは申請取り下げの理由を公表していない。本稿投稿時、HTXの広報担当者はコメントに応じなかった。
SFCのウェブサイトは香港で運営している仮想資産取引プラットフォームの規制状況を知らせるリストを掲載している。
・HTXにとって厳しい時期
HTXと姉妹交換所ポロニエックスはともにここ何年も不正利用に遭っている。11月初旬、ポロニエックスはハッカーが同交換所から175以上の様々なトークンを盗んだ後、ホットウォレットから1億2500万ドルを損失した。
当時、サン氏はこのような損失は「管理限界内」で、同交換所の収益でユーザーを埋め合わすことができると認めた。最近、複数のハッキングに遭ったにもかかわらず、サン氏は姉妹暗号資産交換所HTXとポロニエックスでの入金は「100%安全」だと顧客に保証した。サン氏は両プラットフォームの所有者だ。
サン氏は、両プラットフォームはハッキングから回復し、すでに資産の大部分のユーザー出金を再開している、とコインデスクとの会話で話した。
「HTXはすでに米ドル相当資産の95%を回復していると思う」とサン氏は話した。「ポロニエックスでは、米ドル相当資産の約85%を回復している」。
6月に、サン氏は次の6カ月から12カ月の間に、HTXは香港の暗号資産取引許可を受け取ると予想している、とコインデスクに話した。
・クリプトドットコムはSFCに許可申請
Cryptonewsのジャイ・プラタップ氏の報道によれば、1月、シンガポール拠点の暗号資産交換所クリプトドットコムは香港で運営するための許可申請をした。同社は2月9日に香港SFCに申請し、仮想資産取引プラットフォームとして運営する許可を求めた。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/htx-withdraws-crypto-exchange-application-in-hong-kong.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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