香港、近くビットコインとイーサリアムの現物ETFを承認か
関係者2人の情報によると、香港は早ければ15日にもビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETF(上場投資信託)を承認する見込みだ。これは、同地域の暗号資産(仮想通貨)業界にとって大きな一歩となるだろう。
ハーベスト・ファンド・マネジメントとボセラ・アセット・マネジメントが、ビットコインとイーサリアムの現物ETF承認の承認を受けると予想されている。
4月末までに、現物ETFはSFC(証券先物委員会)の承認を受ける見通し。さらに、SFCは香港証券取引所と連携し、承認プロセスを完了すると報じられている。
具体的な時期は不明だが、関係者によると、香港のビットコインETFを含む商品が早ければ15日に承認される可能性があるという。
香港の規制当局はすでの暗号資産ベースのETF上場を承認している。CSOPイーサリアム先物、サムスン・ビットコイン先物、CSOPビットコイン先物は推定合計1億7000万ドルの価値を保有している。
●ビットコインETF、導入以来強い資金流入を記録
24年に入り、ビットコインETFは暗号資産市場の復活に貢献してきた。
4月中旬までに、11件の現物ETFの運用資産総額は過去最高の730億ドルに達すると予想されており、現在までに590億ドルの資金を集めている。ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラストは、わずか3カ月で150億ドル以上の流入を記録した。
先週初めから、ハーベスト・ファンド・マネジメントの現物ビットコインETFが香港で承認されると予想されていた。同社とチャイナ・アセット・マネジメントは9日、SFCから暗号資産ファンド管理サービスを提供する許可を受けていた。
●規制当局、投資家が現物ETFを購入できるよう取り組む
SFCのジュリア・レオン副CEOは、SFCが「投資家に暗号資産へのアクセスを提供するETFを承認するための体制を積極的に構築しようとしている」と述べた。
香港の暗号資産計画は、無認可の暗号資産取引所JPEXで160万ドルの詐欺疑惑が浮上したことで問題に直面した。しかし、当局はグローバルビジネスの中心地としての香港の評判を回復することを期待して、暗号資産起業家を支援する意欲を示し続けている。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/hong-kong-set-to-approve-bitcoin-and-ether-etfs-as-early-as-monday.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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