香港SFC、ビットコインとイーサリアムの現物ETFを承認
SFC(香港証券先物委員会)は、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETF(上場投資信託)を初めて承認した。
チャイナ・アセット・マネジメント、ハーベスト・グローバル・インベストメンツ、ボセラ・インターナショナル、ハッシュキー・キャピタルが提出したものなど、複数の公式発表で承認が確認された。
●香港初のビットコインETF発行会社
チャイナ・アセット・マネジメント香港部門の発表によると、SFCは投資家にデジタル資産管理サービスを提供する権利を同社に与えた。同社は、ビットコインとイーサリアムの現物に連動するETF商品の発売を計画している。
同社は、デジタル資産プラットフォームのOSLデジタル・セキュリティーズとカストディアンのバンク・オブ・チャイナ・インターナショナル・プルデンシャル・トラスティー・リミテッドと提携し、現物ETFを導入する予定だ。
ハーベスト・グローバル・インベストメンツは、2つの現物暗号資産ETFについてSFCから原則承認を得たと発表。また、これらのETFはOSLと共同で発行されると説明した。
同社によると、新たな商品は、高すぎる必要証拠金、空売り投資家の不在による価格プレミアム、ポジション乗り換えによる損失などの問題に効果的に対処し、ビットコインの即時価格をより正確に反映するということだ。
ボセラ・インターナショナルとハッシュキー・キャピタルも、ビットコインとイーサリアムのETFの承認を受けたと報じられている。両社は6日、「香港Web3フェスティバル2024」で戦略的提携を発表していた。
●ビットコインとイーサリアムが好意的に反応
コインマーケットキャップによると、ビットコインは現物ETFの承認を受けて反発し、記事執筆時で前日比2.4%高の1BTC=6万6321ドルで取引されている。
イーサリアムもこの発表を受け、同時刻で前日比5.2%高の1ETH=3250ドルで取引されている。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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