５月１日午前９時１５分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９５７万円前後（過去２４時間比４．０％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝４７万６０００円前後（同５．２％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝７９円前後（同１．８％安）となっている。

　４月３０日の主要な暗号資産は軟調。ビットコインは午前中に６万４０００ドル台を付け、２６日以来の水準を回復したが、その後は売りが優勢となり、５月１日早朝に一時６万ドルを割り込んだ。６万ドル割れは４月１９日以来だが、ビットコインは５万９０００ドル台前半と、２月以来の水準まで下落する場面があった。

　米マイクロストラテジーが４月２９日にビットコインの買い増しを発表。一方、ブラックロックのビットコイン現物ＥＴＦ（上場投資信託）である「ｉシェアーズ・ビットコイン・トラスト（ＩＢＩＴ）」が４月２４日以降、流入が記録されなかったとして話題となっている。ＩＢＩＴは前日の２３日まで７１日連続で流入記録を更新していたという。

　なお、４月３０日に香港で取引が開始されたビットコインとイーサリアムの現物に連動する複数のＥＴＦ（上場投資信託）は初日に合計で２億ドルを集めたと報じられている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）