香港、アジア初の現物型ビットコインとイーサリアムETFをローンチ

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 4月30日、香港証券取引所(HKEX)は新たに現物型ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)の上場投資信託(ETF)のローンチを発表した。

 HKEXの公式発表によれば、ビットコインとイーサリアムETFは4月30日火曜日から受け入れられ、アジアで初の現物型仮想資産ETFの導入となった。

・仮想資産投資選択肢の拡張

 22年後半の仮想資産先物ETFのローンチ以来、仮想資産ETFに対する投資家の関心は著しく高まっている、と発表で述べられた。

 24年第1四半期までに、香港に上場している3つの仮想資産先物ETFの1日あたりの平均取引高の合計は23年の890万ドルから5130万ドルに急増した。また、このETFは同期間に純流入で5億2900万ドルを引き寄せた。

 HKEXの上場取引型金融商品(ETP)の範囲は成長を続け、ETFとレバレッジ型・インバース型商品が最も成長した区分となった。

 「香港での現物型仮想資産ETFの導入はHKEXの多様で活気あるETPエコシステムへの最新の刺激的な追加物で、投資家に新しい資産クラスへのアクセスを提供している」とHKEXの株式商品開発責任者ブライアン・ロバーツ氏は話した。

 「仮想資産先物EFTの成功に続き、アジア初の現物型仮想資産ETFの上場は、さらに香港ETP市場の商品の多様性と流動性を高める」とロバーツ氏は話した。

・香港でのビットコインとイーサリアムETFの競争

 中国信達資産管理有限公司、ハーベスト・グローバル・インベストメンツ、ボセラ・インターナショナル、ハッシュキーキャピタルは現物型ビットコインとイーサリアムETFの発行企業だ。以前の報告によれば、同企業はETF競争の新たなラウンドを率いる可能性がある。

 23年と24年の第1四半期で、HKEXは新たに16のETFを導入し、提供合計を179に増加した。HKEXは商品提供を多様化し、世界市場での立場を強化する計画だ。

 「私たちの国際的なマーケットプレイスにさらなる商品をローンチすることを視野に入れ、株主と引き続き密接に連携することを楽しみにしている」とロバーツ氏は述べた。

 (イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/hong-kong-launches-asias-first-spot-bitcoin-and-ethereum-etfs.htm

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