イーサリアムL2のTVL、史上最高額の470億ドルに(再掲)

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 イーサリアム(ETH)L2(レイヤー2)のTVL(トータル・バリュー・ロックド)が、470億ドルの史上最高額に達した。

 L2BEATが投稿したデータによると、イーサリアムL2ネットワーク上の正規ブリッジ、外部ブリッジ、そしてネイティブ生成されたトークンのTVLは現在474億5000万ドルで、過去最高を更新した。

 ネットワーク別にみると、アービトラム・ワンがTVL193億ドルでトップだ。OPメインネットが78億8000万ドルで第2位になっている。第3位はベースで、TVLは69億4000万ドルだ。

 TVLが10億ドルを超えるその他のブロックチェーンは、ブラスト、マントル、リネア、スタークネットなどだ。L2BEATは、全てのL2のTVLが過去7日間で17.39%増加していると述べた。

●現物イーサリアムETFが成長をけん引

 最近SEC(米証券取引委員会)が現物イーサリアムETF(上場投資信託)を承認したことが、この強気トレンドの主な要因だ。

 SECは23日、計8社が提出したイーサリアムETF申請を承認し、1月に承認された現物ビットコイン(BTC)ETFに続く同国で2番目の現物デジタル資産ETFとなった。

 ブラックロック、フィデリティ、グレースケール、ビットワイズ、ヴァンエック、アーク、インベスコ・ギャラクシー、フランクリン・テンプルトンがその8社だ。各社はまだS-1フォームの提出段階にあり、スケジュールはまだ不透明だが、アナリストらは数週間以内の発行を予想している。

●次期アップグレードのペクトラ、25年第1四半期を予定

 また、イーサリアム・コア開発者らは、イーサリアム・ネットワークの次期メジャー・アップグレードのペクトラを、25年第1四半期にローンチすると決定した。

 コミュニティは、開発者会議とホリデー・シーズン中のデバッグを避けるため、25年第1四半期を選択した。また、このスケジュールによって、コントリビューターはこのアップグレードを大規模にテストし、移行を処理することができる。

 このアップグレードによって、コンセンサス・クライアントの「CL」にはPeerDASが追加され、ネットワークのデータ可用性が向上する。エクゼキューション・クライアントの「EL」にはEOFが追加され、EIP3074がEIP7702に置き換えられ、EIP2935にパッチが当てられる予定だ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/ethereum-layer-2-tvl-sets-a-new-all-time-high-at-47-billion.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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