米国のゲーマーの８４％はブロックチェーン・ゲームを試していない

2024/05/31 11:17 cryptonews

　米国のゲーマーの８０％近くが、ブロックチェーン・ゲームを知らないかプレイしたことがないことが、最近の調査で明らかになった。

　ワンポール・ドットコムの調査によると、米国のゲーマーの大半が、ブロックチェーン・ゲームやその機能と利点を認識していなかった。調査参加者の５２％がブロックチェーン・ゲームを全く知らず、３２％は知っているが試したことはなかった。

●ゲーム・コミュニティ、ブロックチェーン・ゲームについて認知度不足

　２０００人の成人のゲーマーを対象としたこの調査では、ブロックチェーン・ゲームはゲーム内購入物の再販などの機能を提供するが、多くのゲーマーがそれらの選択肢をまだ把握していないことが明らかになった。

　この調査では、回答者の６３％がゲームが閉鎖された場合にはゲーム内購入物の返金があるべきだと考えており、３４％がそうした決定にプレイヤーが投票すべきだと考えていた。ブロックチェーン・ゲームは既にそれらの機能を提供している。

　声明によると、２３年には６０個を超えるゲームと１１社のゲーム・スタジオが閉鎖し、ゲーマーはゲーム内購入物の補償を受けることなく放置された。ゲーマーはこれらの問題への解決策を模索しており、それはブロックチェーン・ゲームが提供できるものだ。

　また、この調査によると、ゲーマーはバーチャルのアイテムに大金を投じており、生涯で平均６４２５．１３ドルを費やしている。平均的なゲーマーはゲーム内の資源、武器、追加ライフに月８．７４ドルを支出していることが、この調査で明らかになった。

●アンストッパブル・ゲームズ、スタークネット基盤のゲームを発表

　クリプトニュースに提供された声明によると、この調査は、スタークネット基盤の新作ゲーム、インフルエンスの発売を目立たせるためにゲーム開発会社のアンストッパブル・ゲームズが委託したものだ。

　アンストッパブル・ゲームズの創業者兼ＣＥＯ（最高経営責任者）であるクリス・レクスモンド氏は、「ゲーム内で購入したアイテムを再販し、ある程度の資金を回収できることは、調査対象者らが現状のゲームの改善になると考える主な変化の１つだ」と述べた。

　「インフルエンスなどのオンチェーンのゲームが、これらのサービスをゲーマーに提供でき、またすでに提供していることを、業界でよりうまく説明し、ゲーマーにブロックチェーン・ゲームを試させ傾倒させる必要がある」とレクスモンド氏は述べた。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）

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