<今日の仮想通貨市況>BTCは買い一巡後に上げ幅縮小、米CPIとFOMC受け乱高下

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 13日午前9時10分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=1068万円前後(過去24時間比0.9%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=55万7000円前後(同1.3%高)、XRP(XRP)が1XRP=77円前後(同1.9%高)となっている。

 12日の主要な暗号資産はほぼ横ばいで推移したが、夜になって急伸。ビットコイン一時7万ドル近辺まで上昇した。13日未明になって売りが強まると、ビットコインは急伸前の6万7000ドル台半ばまで下落するなど値を消したが、売り一巡後は下げ渋っている。

 12日夜に発表された米5月CPI(消費者物価指数)が市場予想を下回り、9月利下げ開始観測が高まってリスクオンの買いが優勢となったが、その後のFOMC(米連邦公開市場委員会)で年内の利下げ回数予測が1回に引き下げられたことから売りに傾いた。ただ、一部ではCPIを考慮していないとの見方もあり、市場では年内2回の利下げを織り込みつつある。

(イメージ写真提供:123RF)