２０日午前９時１０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝１０２５万円前後（過去２４時間比０．３％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝５６万１０００円前後（同２．１％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝７７円台後半（同０．５％高）となっている。

　１９日午前中、ＳＥＣ（米証券取引委員会）がイーサリアムを有価証券に分類するための調査を中止し、有価証券とみなさない方針と報道。イーサリアムは３４００ドル前後で推移していたが、切り返しの動きをみせ、昼すぎには３５００ドル台後半まで上昇した。ビットコインもツレ高したが、夕方には買いが一服し、その後はジリジリと上げ幅を縮小した。

　ドイツの政府機関が４億２５００万ドル相当のビットコインを別のウォレットへ移動させたことが分かり、売却のために移動させたのではないかと話題となっている。一方、暗号資産取引所のビットコイン準備金が３年ぶりの低水準となったとも報じられており、売り圧力が低いことや、供給量の少なさを示しているとの見方がある。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）