シンガポールの暗号資産取引所ビットゲット、インド進出を検討
暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームのビットゲットはインド進出を視野に入れており、ライセンス要件について同国の規制当局と積極的に協議している。
同社の代表は3日にこの拡大計画を明らかにし、「インドはビットゲットにとって優先度の高い市場である」と述べた。
「私たちは、インドでユーザーにサービスを提供できるよう、確実に規制に準拠するため、積極的に規制を乗り越えている」
インドは世界的に最も早く暗号資産を導入した国のひとつとして位置づけられている。インドですでに展開している暗号資産取引所は、インドで「近い将来、暗号資産政策で前向きな変化が起こる可能性がある」と大きな期待を寄せている。
国内の暗号資産取引所は、23年3月に導入されたインドのマネーロンダリング対策枠組みに歩調をあわせている。さらに、インドは国内で運営する規制に準拠しない暗号資産取引所を取り締まっており、12月にバイナンスやクラーケンを含む9つの取引所に通達を出した。
ビットゲットのグローバル・コミュニケーション部門責任者であるシムラン・アルフォンソ氏は、Web領域におけるインドの可能性は膨大であると主張。「高いスキルを持つ人材、技術に精通した国民、前向きな規制のおかげだ」と同氏は述べた。
「誰もインドの顧客へのサービスを逃したくはないだろう」
●ビットゲット、暗号資産フレンドリーな国に進出
ビットゲットは、「ライセンスと登録に関する明確なガイドライン」を持つ国・地域に進出することを常に模索してきた、とシムラン氏は述べた。
ビットゲットは23年、UAE(アラブ首長国連邦)での事業拡大を目指し、より規制に準拠した取引所を設立した。12月にも、中東地域の従業員を増員し、中東チームを拡大することを明らかにしている。
ビットゲットはすでにリトアニアとポーランドでVASP(暗号資産サービスプロバイダー)ライセンスを取得している。
さらに、ユーザーに対して透明性を確保するため、包括的な資金保管情報とともに、検証可能なPoR(準備金証明)データへのアクセスを提供している。
ビットゲット・インドはX公式アカウントで、インドユーザーは「非常に貴重で重要である」と投稿した。
「私たちは、ビットゲットを最も安全な暗号資産取引プラットフォームのひとつとして維持することを約束し、インドのすべてのユーザーのために規制に準拠したプラットフォームの提供に取り組んでいる」
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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