<今日の仮想通貨市況>戻り試す、ビットコインETF純流入額が独政府の売却額上回る
10日午前9時10分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=934万円前後(過去24時間比2.5%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=49万4000円前後(同1.7%高)、XRP(XRP)が1XRP=70円台前半(同1.3%高)となっている。
10日の主要な暗号資産は緩やかに戻りを試す展開となった。ビットコインは昼すぎに5万7000ドル台を回復。その後も底堅く推移し、足元では5万8000ドル近辺でもみ合っている。イーサリアムもジリ高歩調となったが、夜に3100ドルに接近したところで上昇が一服し、7日朝方の時点ではやや上値が重い。
ドイツ政府による売りが需給を悪化させるとの懸念が強いが、今週のビットコインETF(上場投資信託)の純流入額がドイツ政府の売却額を上回ったと報じられた。このほかでは、スタンダードチャータードやSBIホールディングスなどが支援する暗号資産カストティ企業のゾディア・カストディが9日に暗号資産レンディングのメープル・ファイナンスとの提携を発表したと伝えられている。
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